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西日本シティ銀行は営業店舗網の強化に乗り出す。
個人向け業務に特化してきた特定店に事業性融資を手掛ける営業担当者を配置、フルバンキング化することで全体の営業力を底上げする。 第一弾として4月までに全特定店の1割超にあたる八店舗をフルバンキング化、その後も順次、転換を進める。合併による重複店舗の整理統合作業が完了したことから、攻めの営業体制の整備に着手する。
西日本シティ銀の特定店は現在57店舗。 企業を相手にする営業担当者がいないため、主な業務を住宅ローンやマイカーローンなどに特化、地場企業向けの事業性融資決裁については、特定店の母店となる統括店に委ねてきた。
ただ、現状のままでは地場企業が特定店に相談してから実際に融資を受けるまでに時間がかかるうえ、きめ細かく地域の資金ニーズを掘り起こすには限界がある。 このため、特定店に営業担当者を配備、融資の決裁権限も委譲させ、営業網全体の機動力を引き上げる。
同時に、特定店の資産運用機能も強化する。 07年度中に特定店10カ店に、投資信託や個人年金保険を取り扱うマネーライフデスクを設置、専門知識を持つ資産運用スタッフも配備し、高まる顧客の運用ニーズに対応する。
西日本シティ銀行は04年10月、西日本銀行と福岡シティ銀行が合併して誕生。その後、重複店舗の整理・統合など「後ろ向きの作業」(同行幹部)を続けてきた。 この間、店舗統廃合計画が順調に推移し、今年4月には当初計画していた店舗の統廃合計画が2年前倒しで完了することから、営業網の強化に転じ、福岡銀行など他行からの攻勢に備える。
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